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2011年7月 1日
公園の木橋
中判カメラで撮影する写真のおもしろさにハマり始めたとき、偶然見つけた印象的な写真を掲載するブログ。掲載されている写真を撮影したカメラがPENTAX67という機種でした。
・写真父さん - PENTAX67アーカイブ
PENTAX67の「67」は中判の6x7フォーマットのこと。中判のおもしろさに気づいたと言っても僕が興味を持っていたのは6x6フォーマットだけで、その他の中判フォーマットは気にもとめていませんでした。
そんな時に出会った別フォーマット。せっかくなので中判のフォーマットについてしっかり調べてみました。そこで気づいたのは6x4.5のもったいなさ、6x9の広大さなど。フォーマットのアスペクト比で考えてみると6x4.5は4:3の比率であるためアナログテレビの比率と同等。6x9はサイズこそ広大ながら、アスペクト比は2:3、いわゆる35mm版と同じ比率。仮に6x9で撮影してもスキャニングしてブログにアップすると35mm版とたいして変わらなく見えてしまいそうな気がしました。
そんな中、6x7というフォーマットはけっこう特殊。写真にも映像にも、紙のフォーマットでも存在しない稀有なアスペクト比です。こういうレアな状況はこのフォーマットならでは。ということで6x7フォーマットに徐々に興味を持ち始めました。
ということで次第に6x7フォーマットに惹かれはじめたことから、6x7を知るきっかけとなった「写真父さん」のブログで使われている「PENTAX67」というカメラについて調べてみました。
ブログや掲示板などでPENTAX67についての情報を読みまくってみたのですが、どんなサイトでも「画質」については絶賛の一言。辛口の2ちゃんねるですら、その画質について悪く言う人は少なかったのです。ただし、これもどのサイトでも同様に語られていたことですが、本体、レンズともに激しく「重い」ようなのです。
6x7フォーマットとPENTAX67の魅力を書こうとしていたらまたしても文章が長くなってしまったので、続きは明日に持ち越します。
今日の写真は二子玉川の北にある「岡本公園」で撮影した一枚。ここは戦前に玉川から取水した水を渋谷まで運搬するための導線上に位置しており、今でも水道がらみの記念碑や遺物がたくさん残っています。
公園の中にはそこそこ大きな池があり、橋がかかっています。この時期、池のまわりは濃い緑の植物で覆われていて、まさに夏真っ盛りな雰囲気を醸しだしていました。
アップロード日時 : 2011年7月 1日 00:03 撮影場所 : [ 世田谷区 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | 岡本公園 |
撮影日時 | 2011年6月26日 13:19 |
カメラ情報 | |
カメラ | PENTAX 6x7 |
フィルム | FUJICHROME Velvia 100 |
フォーマットサイズ | 6x7 |
ISO感度 | 100 |
露出時間 | 1/60秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | Super-Multi-Coated TAKUMAR/6x7 200mm F4 |
焦点距離 | 200mm |
絞り | f/4.0 |