2011年7月 2日
石畳の通路
ウェブ上でPENTAX67というカメラの評判を探してみると、撮影後のアウトプットとしての写真のクオリティは絶賛一色。テイストの好き嫌いに関する記述はあれど、総じて好意的なインプレッション。しかしながら画質に関する好意的な意見と同じぐらい「重い」という書き込みも見受けられました。
写真を見た感じではちょっと大きめな一眼レフカメラといったところ。大きめな一眼レフカメラということであるならば僕が持っているEOS 5Dというカメラもそこそこ大きめなサイズ。これにバッテリーグリップをつけた状態で70-200mm F2.8ぐらいの大きめなレンズをつけて街中をウロウロしていたりします。この装備もそれなりに重いものではありつつも、慣れたら重さもたいして意識しないようになりました。
ということなので元々それなりの機材の重さに慣れている僕はPENTAX67だろうが何だろうが、それほど重く感じないのではないかと思っていました。そんなあるとき、新宿のヨドバシカメラで買い物をしていると、ふとショーウィンドウの中に鎮座するPENTAX67の実機を見かけました。
「みんな重いって言うけど、実はそれほど重くないんじゃない?」
「けっこう大げさに言ってるだけなんじゃない?」
と思っていましたが、それは僕の勘違いであることがわかりました。確かに一眼レフカメラと似たような見た目であるため、遠目にパッと見た感じそれほど重いものだと思えないのですが、近づいてよくよく見るとその巨大さに圧倒されてしまいます。一眼レフカメラをそのまま拡大コピーしたような巨大なボディを前に「街角スナップでこのカメラを持ち歩くのはきついかも・・・」と、あきらめにも似た気持ちが湧き上がってきました。
そんなわけで、PENTAX67が気になり始めてから食指が動かなくなるまでの一連の顛末を書いてみたわけですが、ここ数日の撮影詳細情報をご覧いただいてわかるように、結局PENTAX67を入手してしまいました。
またしても話が長くなってきたので、今回もここでいったん区切って残りの話は次回へ。
今日の写真もまたPENTAX 6x7で撮影した一枚。世田谷の岡本公園で見かけた石畳敷きの小道です。木々に囲まれた公園の中、石畳が作り出す小道と階段がとても雰囲気がよく、思わず歩いてしまいたくなる場所でした。
アップロード日時 : 2011年7月 2日 20:19 撮影場所 : [ 世田谷区 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | 岡本公園 |
撮影日時 | 2011年6月26日 13:36 |
カメラ情報 | |
カメラ | PENTAX 6x7 |
フィルム | FUJICHROME Velvia 100F |
フォーマットサイズ | 6x7 |
ISO感度 | 100 |
露出時間 | 1/30秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | SUPER-TAKUMAR/6x7 105mm F2.4 |
焦点距離 | 105mm |
絞り | f/2.4 |