2011年7月 3日
木製の通路
PENTAX67を実物をヨドバシカメラで見かけたのですが、実物を見るとその大きさを実感。さすがにこのサイズをスナップ撮影で持ち歩くのはいかがなものかと思い、PENTAX67への熱が下がり始めていました。
そんなあるとき、何気なくYahoo!オークションを見ていると、トップページの「オススメのオークション」枠にPENTAX67が出てきているのを発見。気になって見てみると思ったより安くてビックリ。気になってPENTAX67で検索。するといろんな世代のあらゆる状態のPENTAX67が出てきたわけですが、いずれも想像よりはるかに安価でした。想像以上の安さにビックリしつつ出品物を見てまわっていると、尋常じゃなくぐらい安値のまま終了してしまいそうな一品を発見しました。
PENTAX67は世代によって大きく3種類のモデルが存在します。初期型の「PENTAX 6x7」後期型の「PENTAX 67」そして最新型の「PENTAX 67II」。当然のことながら新しいものほど値段は高いのですが、機能自体それほど大きく変わりはありません。新しいものはミラーアップや露出などの機能が追加されているのですが、純粋に写真を撮る部分に関してはどのモデルも大差ありません。
ヤフオクで見つけた激安の一品は初期型の「PENTAX 6x7」のさらに初期モデルのもの。商品説明文を読んでみると、傷汚れが多く、動作するかどうかわからないとのこと。レンズもついているのですが、傷、カビ、クモリがあるとのこと。そんな状態なので値段は二束三文、誰も入札しないまま終了してしまいそうでした。仮に手に入れたとして、もし動かなかったとしても自分で修理するという手もありますし、もし複雑な故障で直せなかったとしても後悔しないぐらいの金額だったので、思わず入札してしまいました。そのまま誰とも競ることなくオークションは終了。結局、激しく安い値段のまま落札できてしまいました。
数日後、手元に届いた本体とレンズを見てみると、長いこと使われていなかったからか全体的に激しく汚れていました。各部それぞれ適切なクロスや清掃液を使って丹念に清掃。電池の接点はキレイに磨いて接点復活剤を塗布。レンズは傷つかないようじっくり丁寧に磨いてみました。
塗装の剥がれなどどうしようもない部分以外の清掃が終わり、電池を入れて動作確認。すると全く問題なく動いている感じ。とりあえずフィルムを入れてみて試し撮りしてみると、光線漏れやシャッタースピードの狂いもなく全体的に正常そのもの。激しく汚れてはいたものの、運良く動作品を激安で落札できたようでした。
「PENTAX67」の入手の経緯話が終わって、これからようやく使用感を書き始めるタイミングなのですが、やっぱり文章が長くなったので再度次回に持越し。
今日の写真は先週訪れた「瀬田四丁目広場」で撮影したもの。パッと見た感じ、軽井沢や尾瀬みたいな自然豊かな観光地のような風景。この写真だけ見て、この場所が世田谷の住宅街の一角だと誰が思うでしょうか。
アップロード日時 : 2011年7月 3日 01:07 撮影場所 : [ 世田谷区 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | 瀬田四丁目広場(旧小坂邸) |
撮影日時 | 2011年6月26日 12:12 |
カメラ情報 | |
カメラ | PENTAX 6x7 |
フィルム | FUJICHROME Velvia 100 |
フォーマットサイズ | 6x7 |
ISO感度 | 100 |
露出時間 | 1/8秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | SUPER-TAKUMAR/6x7 105mm F2.4 |
焦点距離 | 105mm |
絞り | f/4.0 |