未来都市のイメージ

初めて汐留を訪れたのは2003年、テレビ東京の番組のロケの時でした。高層ビルが高密度に林立しているその姿を見て「未来都市」という言葉が頭に思い浮かびました。多分、20年ぐらい前には映画や漫画でこの写真のような場所が未来都市として描かれていたんじゃないかと想像したりします。しかし、いざ未来都市で働くことになってしまうと、これが意外と一瞬で慣れてしまうんですよね。

慣れって怖いものです。その証拠に、今日の写真はすごく凡打が多かったのです。僕は休みの日、写真を撮りに出かけます。だいたい14:00から 18:00ぐらいまで街を歩き続けて、1日でだいたい150枚程度撮影するのですが、そのうちヒットが約30枚、ホームランが2、3枚で、残りは全部アウトという具合なのですが、今日はヒット10枚程度、ホームランなしです。理由は簡単で、おもしろい風景を探し出す視点が薄れているのです。いつもは撮影にでかけると、風景を「Look」の視点で見ているのですが、汐留の場合は全ての風景が見慣れてしまっているため、「See」の視点になっているのです。さらに、どこに行ったらどんな風景があるか分かっちゃってるので、いつもと比べあまり歩いてまわらなかったのも敗因の一つです。ホントは実際改めて注意して見ると、おもしろい発見があったりするものなんですけどね。

とにもかくにも今日は当たりが少なかったので、今後は普段から気をつけて風景を見ておき、おもしろい風景のストックしとくつもりです。ストックがたまったところで、あらためてカメラを持って汐留を訪れ、リベンジするつもりです。