2006年3月26日
初春のおでん屋台
昨夜、桜の撮影を試みつつも、あまりの暗さに失敗。そこで今日は目標を「桜」だけに絞り花見の名所、上野公園に繰り出しました。JR上野駅を降りると上野公園に続く道にはいつもよりも人が多いことに気づきました。もしやこれは花見客なのか?もしかしたら上野公園の桜は満開だったりして?なんて思いながら公園の中に入ってみました。すると!なんてことはない、まだまだ五分咲きじゃないですか。残念。でも不思議なことにもう花見してる人がいるんですよね。それもけっこうたくさんの人たちが。中にはレイザーラモンHGのコスプレをやってる人もいたり、かなり盛り上がっている様子でした。でもさすがにこの時にレイザーラモンはもう見飽きた感があるんじゃないですかね?
とはいいつつも、中央広場付近にある一本だけは見事に咲いてました。その木のまわりにはものすごくたくさんの人が集まって、入れ替わり立ち替わり写真を撮ってました。こういうとき携帯のカメラって便利ですよね。「キレイ」って思ったものをその場ですぐ撮れるんですからね。僕は携帯のカメラが嫌いなので全く使いませんが、何気ないスナップにはけっこういいアイテムだったりしますよね。
ところで、みなさんは「写真撮ってください」と頼まれることってあります?実を言うと僕はかなり頼まれます。観光地的な場所で写真を撮っていると、必ずと言っていいほど頼まれます。多分、僕がバカでかい一眼レフカメラを持ってウロウロしてるので、それなりに写真の腕があるのではないかという予測に基づいて頼まれているのだと思うんですよね。実際僕もかつてはそうでした。写真をお願いするときは一眼レフを持っている人を探してました。確かにその気持ちもわかるのです。みなさんも経験あるんじゃないですか?見知らぬ人に写真撮ってくれと頼んだら、激しくピンぼけしてたり、人物がすごく小さく写ってたってこと。でも一眼レフを持っている人にお願いすると、それなりにバランスよく配置してくれるんですよね。ちなみに今日は2人から写真を撮ってくれと頼まれました。一人はマニュアル一眼レフカメラを持つおじいちゃんでした。一眼レフを持つ人は、やはりそれなりに写りを気にするもので、誰にでも「撮ってください」と頼めるわけではないと思うんですよね。しかもマニュアル一眼レフなんて誰もが使えるものじゃないですからね。でもね、そんな人から写真撮影を頼まれると、僕としては結構プレッシャーだったりするのですよ。だって、そのおじいちゃんはそれなりに写真にうるさい人だと思われるわけです。ヘタな写真は撮れないわけです。カメラを構える腕にもかなり力が入るってもんです。ちなみに写真を撮り終えた後、おじいちゃんが僕の持ってるカメラを見ていろいろ話しかけてくれました。そこからしばらくその場で立ったままカメラ談義。
もう一人、写真を撮ってほしいと頼んできたのは、ハイエンドデジカメを持つ中国人の男でした。中国人と言っても日本語をそれなりに話せる人で、この人ともけっこう話が盛り上がりました。ただこの人、僕が撮ってあげるとその場で写真をチェックするわけです。このときはうまいこと撮影できたので、相手も「グッド!」なんて言ってくれて満足してくれましたが、こちらはチェックされてる間、かなりドキドキしてましたよ。でも、写真を通じてコミュニケーションの場が広がるっていうのはとても楽しいものです。だから僕は写真をお願いされると絶対断ることなく、快く撮ってあげることにしてます。
そんなことはさておき、今日の写真は不忍池のほとりに出てた「おでん屋台」の写真です。「桜の写真を撮りに行ったんじゃないのか!」と思われるかもしれませんが、さすがに五分咲きだといい感じの写真を撮りづらいのです。「ここのところ桜の話題ばかりしてるけど、全くアップしないじゃないか!」というツッコミもありましょうが、もうちょっと待ってください。ちゃんとした桜の写真はおいおいアップしますので。それに、一応は桜の写真も撮っているのですよ。ただ、ここにアップするのが若干ためらわれるようなものなのです。いや、別に写真のクオリティが低いわけではないのです。それなりに撮れているものもあるのですが、いわゆる人物写真なのですよ。しかも、僕がよくやる「風景の一部としての人物」写真ではなく、ちゃんとした人物写真なのです。ただ、その人物はその辺にいる人を勝手に撮ったものなのです。そういう写真をアップすると「誰!?」ってことになりそうじゃないですか。家族や友だちの写真なら言い訳もできますが、見知らぬ人の写真をアップしてると、なんだかそんな写真ばかり撮っている人のように思われそうでイヤなのですよね。例えば今日撮った写真の中では・・・
・桜を見るおじいちゃんと孫
・携帯カメラで桜の写真を撮る女性
なんていう写真もあって、それなりにちゃんと撮れてるのですが、「そもそも誰!?」って感じなのですよ。なので、桜の写真はちゃんと自信を持ってアップできるものが撮れるまで、いましばらくお待ちください。
ちなみに今日のこの写真のおでん屋台ですが、僕としてはかなりそそられる一枚だったりしています。おでんの湯気がうまいこと写ってくれてます。しかもオヤジが箸でつかむタマゴがリアルな感じが出ていていいのですよね。やっぱりおでんの定番と言えばタマゴですよね。桜の季節とは言ってもまだまだ肌寒いわけで、そんな中でこんなおでん屋台を見かけると、ついフラフラっと引き込まれそうになっちゃいます。
さて、明日はどこに行こうか!?と考えてみました。桜の写真を撮りたいのはヤマヤマなのですが、まだ時期的にアヤシイものがあるので、悩ましいところです。ホントはケツメイシ「さくら」のプロモーションビデオに出てきたような桜を撮りたいのです。あれって僕はてっきり多摩川のほとりだと思っていたのですが、どうやらネットで調べてみるとあれは八王子の浅川という川の河川敷で撮ったものらしいのです。しかも出てくる桜の木は、撮影用にどこかから持ってきて、そのとき限りで植えたものらしいのです。ということはそんな都合のいい桜は存在しないということになります。ということでこの案はボツ。次の目標は岩井俊二「四月物語」の舞台なのですが、これもおそらく五分咲きぐらいでしょうから行っても意味がないような気がします。ということで、桜写真はおそらく来週末が勝負になるのではないかと思います。来週末の写真をお楽しみに!明日は・・・いつものように思いつきで写真を撮っていると思われます。おそらく桜の写真ではないでしょう。
アップロード日時 : 2006年3月26日 03:08 撮影場所 :
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | 上野公園 不忍池 |
撮影日時 | 2006年3月25日 17:21 |
カメラ情報 | |
カメラ | Canon EOS 20D |
フォーマットサイズ | APS-C |
ISO感度 | 100 |
露出プログラム | 絞り優先AE |
露出補正 | -1EV |
露出時間 | 1/160秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | EF70-200mm F2.8L IS USM |
焦点距離 | 130mm |
絞り | f/2.8 |