ビーチバレー

しかし！お台場では水平線は見えません。仕方ないのでちょっとイメージを変えてビルバックの風景でイメージに近い写真を撮ってみました。するとこれが悩ましいことにうまくいかないのです。さすがにお台場ではイメージ作りに限界がありました。ゴールデンウイークで遠出をして、いろんなシチュエーションの写真を撮ってまわろうと思っているので、そのときあらためてトライしてみます。

というわけでお台場海浜公園を歩いていると、普段より多少温かい小春日和だとはいえど、まだ肌寒い中、ビーチバレーをしている人たちがいたので撮影してみました。そんな一枚が今日の写真です。

正直な話、スポーツを撮影するのは初めてなのです。いやー、難しいですね。基本的にスポーツって動きが激しいじゃないですか。そうするとシャッターチャンスがつかめないんですよね。基本的に僕はお散歩カメラマンなので、撮影するものは街角の風景ばかり。そんなに動きの激しい被写体はないのですよ。なので、スポーツみたいに動き回る被写体を撮影するのには慣れていないのです。でも多分、スポーツを撮影する機会なんてそうそうないでしょうから、今後もこの手の撮影が上達する見込みはありません。

会社の先輩でバレエを習っている女性がいるのですが、その方から「発表会があるから写真撮りに来てくれない？」と言われたことがあります。撮りに行くのはやぶさかではないのですが、そのシチュエーションがあまりにも厳しいので一瞬言葉を失ってしまいました。だって、バレエの発表会で見たことない男がでかいカメラでみんなを激写しまくってる風景って、想像しただけでもド変態でしょ。さすがに気がひけてしまったので、申し訳ないことながら発表会の撮影は断ってしまいました。先輩も僕のそういう思いを察知してくれたのか、ちゃんと納得してくれました。

そんなわけでスポーツ写真に全く縁のない僕ですが、この一枚は偶然にもいい表情が撮れました。奥でボールを待ちかまえてる人の真剣な表情がいいんですよね。しかも左手から「よし！来やがれ！」みたいな気迫が伝わってきます。こういう写真を偶然ではなく、狙って撮れるようになりたいものです。