2006年4月27日
東京駅特集-第3夜- 雨の日の風景
雨の日って景色が違って見えるんですよね。晴れの日に見慣れた光景って、雨に濡れると全てが濃い色彩を放っているような感じになりませんか?確かに晴れの日は太陽が照りつけて風景も陰影のコントラストが強くて、いろんなものがハッキリ見えますが、逆に雨の日だと光がやわらかくなるので、普段影になっていたところも意外とよく見えて、しかもいろんなものが雨に濡れることでその色がちょっとだけ濃くなるので、まるで違った風景のように見えることがあるんですよ。
例えば東京駅。駅舎の中は雨だろうが何だろうが全くわからないのですが、ホームに出ると線路の部分は雨でしっかり濡れていて、これまた普段と違った風景を見せてくれるものです。特に自分が立っているホームと、向かい側にあるホーム。どちらも雨に濡れない場所ですが、その真ん中の線路の部分だけ雨のしずくが落ちてくる様子を見るのって、まるで雨がそこだけピンポイントで降ってきているかのように見えることがあります。
今日の写真は東京駅の中央線ホームから神田川を見た風景です。見たままですが雨の日です。こういう光景ってめずらしいんですよね。東京駅では中央線のホームって高架になってるじゃないですか。あれって確か元々は北陸新幹線の発着用に作ったものだったのに、なぜだか在来線に転用されることになったんですよね。だからここって実は東京駅で一番高い場所にあるホームらしいです。なんだか不思議なものです。そもそも東京駅が不思議なのは、全ての路線の線路が同じ高さにないんですよね。京葉線、横須賀線はそもそも地下だし、地上では山手線は低い場所を走ってて、東海道線はちょっと高い場所になるんですよね。で、新幹線は東海道線よりも高く、最も高いのがこの中央線なのです。なんでそんな作りになってるのか全く意味不明です。でも、なぜそうなったか理由を想像しながら風景を見てみると、いつもとちょっと違って見えるから不思議です。
アップロード日時 : 2006年4月27日 01:23 撮影場所 : [ 千代田区 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | JR東京駅 中央線ホーム |
撮影日時 | 2006年2月26日 15:01 |
カメラ情報 | |
カメラ | Canon EOS 20D |
フォーマットサイズ | APS-C |
ISO感度 | 100 |
露出プログラム | 絞り優先AE |
露出補正 | -1/3EV |
露出時間 | 1/400秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | EF24-70mm F2.8L USM |
焦点距離 | 70mm |
絞り | f/2.8 |