街角散歩

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2006年5月 1日

本物の海

本物の海

病み上がりは安静にすべしと、これまで多くの人から言われてきたことなのですが、どうにも言われた通りにできないのです。ちょっとでも体調が回復すると、すぐに元通りの生活を送ろうとしてしまうのです。熱は下がったのですが、体調がまだ3割程度しか回復していないにも関わらず外出してしまいました。

とは言っても、写真を撮りに出るほどまでには体力が回復していません。写真を撮るのって想像以上に体力を消耗するものなのです。7〜8キロはあろうかというバッグを背負ったまま果てしなく歩きまくるわけですから、そりゃー疲れます。そして歩いているときは片手に2キロぐらいのカメラを持ちっぱなしです。一日が終わるころには右手の握力がなくなり、指先がプルプルしてます。さすがにこの体調でそんな状況は厳しいので、昨日に続き写真撮影をあきらめ、今日は普通に買い物へと出かけました。

今年の初めに転職してからというもの、週末を迎えるたびに写真を撮るため都内近郊を出歩いていました。そこでいろんなシチュエーションの撮影を試みながら、現状手持ちの撮影機材でどこまでの表現が可能か限界値を探っていました。とうのも、実は去年の末に、それまで持っていた手持ちのレンズ3本を売り払い、新しいものを3本購入したのです。写真はレンズが命。そのレンズが変わったことでどんな表現が可能になったのか見極めたかったのです。そして4ヵ月ほど試してみてハッキリ実感しました。現状のままで撮れるものと、機材を追加しなければ撮れないものの見極めがつきました。

ということで、今日、新しいレンズとそれにともなう諸々のものを購入してきました。新たに購入したのは超望遠レンズ1本、超広角レンズ1本、フォトストレージ、アングルファインダー、エクステンションチューブの5点です。これまでの手持ちのレンズだと超望遠、超広角をカバーできていなかったんですよ。で、やっぱりいろんなシチュエーションを撮っていると「あのレンズがあったら撮れるのになぁ」と思うことも少なくなかったのです。まさにその「あのレンズ」を買ってしまいました。フォトストレージとは、記録媒体がいっぱいになったとき、データを移すための記録場所です。僕が普段使っている記録媒体、コンパクトフラッシュの容量は4GBで、予備用に1GBのものも持っていて、1日や2日の撮影ではなんとかまかなえるのですが、長期間の撮影旅行となるとカバーしきれなくなります。そのため、データの避難先として今回新たに40GBのデジタル写真専用ストレージを購入することにしました。アングルファインダーとは、ファインダーにくっつけて、のぞき口の方向を90度曲げるものです。例えば地面スレスレにカメラをセットして見上げるような構図で写真を撮る場合、僕自身も地面に寝ころばないとファインダーをのぞくことができません。そんなとき、このファインダーがあると楽な視線で構図の調整ができるようになるのです。そして最後のエクステンションチューブとは、レンズとカメラ本体の間にはさみこんで接写をできるようにするための中間リングみたいなものです。レンズにはそれぞれ固有の「最短撮影距離」というものがあって、それ以上近づくと絶対にピントが合わなくなるというポイントがあるのです。それをこの中間リングを入れてあげることによって、さらに被写体に近づいてアップの撮影ができるようになるのです。

という5点を購入してみました。正直な話、けっこう散財しました。というよりも写真に興味のない方が、今回僕が費やした金額聞いたらドンびきすること間違いなしだと思われます。ここで僕が毎日写真をアップしているのを見て、写真撮影に興味を持たれ、自分でもやってみたいと言ってきてくださった方がこれまで何人かいました。そんな方々からはだいたい同じことを聞かれます。

アップロード日時 : 2006年5月 1日 00:04    撮影場所 : [ 港区 ]

地図

撮影詳細情報

撮影情報
撮影場所 レインボーブリッジ 歩道
撮影日時 2006年4月 8日 15:12
カメラ情報
カメラ Canon EOS 20D
フォーマットサイズ APS-C
ISO感度 100
露出プログラム 絞り優先AE
露出補正 -1/3EV
露出時間 1/1000秒
レンズ情報
レンズ EF70-200mm F2.8L IS USM
焦点距離 70mm
絞り f/4.5

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