2006年5月21日
日没のバリエーション
山に囲まれた場所の夕方というのは、平野部とは違う独特な光景を目にすることができると思うのです。例えば空。山間部はその名の通り山に囲まれている場所ということなので、日の入りも非常に早くやってきます。しかし、平野部で考える日没時刻まで、まだ時間はたっぷり残っているわけです。ですから一面が日陰になりつつも、空は明るいままという光景を目にすることができます。
例えばこの写真。これは連休で訪れた栃木県の山奥の山村での一枚です。周囲を一面を山で囲まれている場所だったので、太陽はかなり早いタイミングで山の陰に隠れてしまいました。しかし、その後もしばらく空は明るく、雲は強烈な太陽光線を浴びて白く輝いていました。東京都心部は多少の高低差はあれど、基本的に関東平和のド真ん中なので太陽が隠れる時刻と日没時刻はほぼ同じです。日の出・日没なんてどこで見ても同じような感じだと思いがちですが、実は地形、空気の純度などいろんな要因で見え方がまるっきり変わってきます。だからこそ日の出や日の入りは、いつどこで見ても美しく感じ、新鮮な感覚で見ることができるのかもしれませんね。
アップロード日時 : 2006年5月21日 01:20 撮影場所 : [ 栃木 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | 鹿沼市入粟野周辺 |
撮影日時 | 2006年5月 3日 16:01 |
カメラ情報 | |
カメラ | Canon EOS 20D |
フォーマットサイズ | APS-C |
ISO感度 | 100 |
露出プログラム | 絞り優先AE |
露出補正 | -2EV |
露出時間 | 1/8000秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM |
焦点距離 | 10mm |
絞り | f/4.0 |