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2006年5月24日
水鏡の別世界
ここのところ雨の日が続いて、せっかくの初夏の陽気を感じることができない状態なのですが、実は僕、雨の日がけっこう好きなんです。晴れの日は太陽の光で街の風景がクッキリハッキリ見えるのですが、雨の日は太陽が見えない分、風景全体がやわらなかな光で包まれているように見えるのです。
さらに言うならば、雨の日ってアスファルトの上に所々水たまりができるじゃないですか。水たまりは近場の風景を反射して、普段だったら全く見ることができない鏡面反射の世界が街中に展開されるのですよ。例えば今日の写真。これはJR新橋駅のSL広場から撮影した、水たまりに反射した駅の様子です。見慣れている風景でも、水たまりという限られた空間に映し出された正反対の世界になることで、いつもと全く違う世界がそこに広がっているかのように思えるのです。
雨が続く毎日、外を出歩く楽しみに欠けると思う方もいるかと思いますが、そんなときはふと足下を見てみてください。すると、そこで思わぬ発見をすることがあるかもしれませんよ。
アップロード日時 : 2006年5月24日 00:18 撮影場所 : [ 港区 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | JR新橋駅前 SL広場 |
撮影日時 | 2006年3月18日 17:58 |
カメラ情報 | |
カメラ | Canon EOS 20D |
フォーマットサイズ | APS-C |
ISO感度 | 400 |
露出プログラム | 絞り優先AE |
露出時間 | 1/8秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | EF70-200mm F2.8L IS USM |
焦点距離 | 70mm |
絞り | f/2.8 |