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2006年5月27日
魅惑の広場
ここ最近、「影」の写真に凝っています。光のある場所の正反対に生まれる影、その姿は妖しくも魅惑的ないわく言い難い魅力を放っています。でも影と言うと日中の影のイメージが強いと思うのですが、実は夜の影こそ魅惑的なイメージが強いと思うのです。
例えば今日の写真。天王洲アイルの広場を撮影した写真なのですが、石畳の地面に広がる街路樹の影が妖しい雰囲気を醸しだしてくれています。奥に見える強い光源、手前に広がる淡い光のグラデーション。そしてそこに落ちる影。こういうシチュエーションって大好きなんですよね。自分がその場にいるだけで、ワクワクしてきちゃいます。
言ってみれば、こういう風景は都会ならでは。しかも都会の中でも比較的オシャレな場所でなければ見ることができません。一般的にオシャレな街は人が多いものです。人が多いとどんないいシチュエーションも凡庸な雰囲気になってしまいます。ただ、時間と場所を選びさえすれば、雰囲気のある場所で、かつ人の少ないポイントというのは存在するのです。そういう場所をたくさんキープしておくと、いざというとき意外と役に立ったりするものです。なかなか「いざ」という機会は訪れませんが。
アップロード日時 : 2006年5月27日 00:02 撮影場所 : [ 新宿区 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | 天王洲アイル |
撮影日時 | 2006年3月11日 18:11 |
カメラ情報 | |
カメラ | Canon EOS 20D |
フォーマットサイズ | APS-C |
ISO感度 | 100 |
露出プログラム | 絞り優先AE |
露出補正 | -2EV |
露出時間 | 1.3秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | EF24-70mm F2.8L USM |
焦点距離 | 24mm |
絞り | f/10 |