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2006年6月13日
シリーズ「赤」-散りゆく花々-
実を言うと昨日からこの日記で新企画を立ち上げようかと思っていたのですが、すっかり忘れて普通の日記を書いてしまいました。何をやりたかったかというと、一枚の写真で一つの色の世界を表現してみたかったのです。わかりやすく言うと、日記一覧ページのサムネイル写真の並びを見るとひとつの色合いが並んでいるような、そういう状態にしてみたいのです。というのも、先週の日記のサムネイルを見てみるとどうにも緑っぽいのに気づき、単色色表現のおもしろさに気づいてしまったのです。
ということで今日から金曜日まで「赤」というテーマで写真をアップしてみます。一口に「赤」といっても、その色合いは様々です。昨日の写真のように西洋風のイメージを持つ赤もあれば、純日本調の赤もあります。今日の写真も、昨日と同じく東京都庭園美術館で撮影したものですが、昨日の写真が「力強さ」を表しているとすれば、こちらは「はかなさ」「可憐さ」を表しているように感じます。
ちなみに昨日の写真の「赤」を英語で表現するとまぎれもなく「レッド」ですが、これを和名で表現した場合、「深紅」もしくは「銀朱」となります。では今日の写真の「赤」は英語で表現するとおそらく「ピンク」になるでしょう。和名だと咲いている花がさしずめ「牡丹色」もしくは「今様」、散っている花びらは「鴇色(ときいろ)」もしくは「撫子色」といった感じになると思います。色の世界も調べてみると意外と奥深いものでビックリしてしまいます。明日はまた違うテイストの「赤」をご紹介します。
アップロード日時 : 2006年6月13日 00:13 撮影場所 : [ 港区 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | 東京都庭園美術館 |
撮影日時 | 2006年6月11日 13:28 |
カメラ情報 | |
カメラ | Canon EOS 20D |
フォーマットサイズ | APS-C |
ISO感度 | 100 |
露出プログラム | 絞り優先AE |
露出補正 | -1/3EV |
露出時間 | 0.4秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | EF24-70mm F2.8L USM |
焦点距離 | 48mm |
絞り | f/22 |