街角散歩

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2006年6月14日

シリーズ「赤」-街への侵食-

シリーズ「赤」-街への侵食-

2日連続で花の写真をアップしていたので今日は街中にスポットを当ててみます。「赤」という色は、自然ではあまりたくさん見ることができる色ではありません。一面の花畑なんかの場合は話が違いますが、基本的には青と緑の世界です。でも、街を見ると意外にも「赤」が非常に広い面積を占めているのに驚きます。

今日の写真は見ての通り、渋谷のセンター街の一コマです。マクドナルドの看板の「赤」、標識の「赤」、消火栓の「赤」、さらに奥の何かの旗の「赤」などなど、いたる所に「赤」を見ることができます。「赤」とはよく言われるように注意を喚起する色でもあります。いわば青や緑という色は日常を表す色、一方の「赤」は非日常を表しているような感じがします。だからこそ街中には非日常をアピールすべく「赤」が多いのではないかと思います。

言ってみれば街中の「赤」は自然の風景とは相反するもの。街中だからこそ存在しうる色と言えるかもしれません。例えばマクドナルドの赤い看板は世界中どこの看板も「赤」ですが、これは京都だと違う色なのです。マクドナルドの「赤」はいわゆるレッド。普通の赤です。この色は伝統的な街並みにフィットしないということで、京都のマクドナルドの看板は全て茶色です。同じ赤でも和を感じる赤もあるのですが、そこはあえて京都ということを意識して、あえて茶色にしたのでしょう。この写真にうつっているもの以外でも、街中には赤いものがたくさんあふれています。みなさんも街を歩くとき、意識して「赤」を探してみてください。かなりたくさん見つかると思いますよ。

アップロード日時 : 2006年6月14日 00:12    撮影場所 : [ 渋谷区 ]

地図

撮影詳細情報

撮影情報
撮影場所 渋谷センター街
撮影日時 2006年2月25日 16:07
カメラ情報
カメラ Canon EOS 20D
フォーマットサイズ APS-C
ISO感度 100
露出プログラム 絞り優先AE
露出補正 -2/3EV
露出時間 1/200秒
レンズ情報
レンズ EF70-200mm F2.8L IS USM
焦点距離 200mm
絞り f/2.8

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