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2006年6月17日
シリーズ「赤」-幼少の思い出-
日本的な「赤」のイメージというと、鮮やかさの中にも何かくすんだような色合いが混ざっているというイメージがあります。事実、朱色や銀朱などは鮮やかではあれど、どこかに落ち着いた雰囲気を見せています。ところが中には目にもまばゆい「赤」もあるのです。それが今日の写真です。これは以前、新宿御苑を訪れたときに撮影した「つつじ」です。ここまで色鮮やかだと、見ているだけで目がチカチカしてきます。
全国の都道府県には、それぞれ「県の木」「県の花」なるものが存在しています。僕の地元、福岡県にももちろんありました。その福岡の花こそが「つつじ」だったのです。なぜ福岡がつつじなのかサッパリわかりませんが、どうやら昔からそうであるようでした。そのためか、地元の公園には必ずと言っていいほどつつじが植えられていました。公園に限らず、街のいたるところでつつじを目にすることができました。この花、摘み取って根本を吸うと甘い蜜が出てきます。子どものころはこの甘い蜜を吸うのが楽しくて、つつじを見かけると必ず花の蜜を吸っていました。今ではさすがにそんなことはできなくなりましたが、その味は今だにしっかり覚えています。
ということで、シリーズ「赤」は今日でひとまず終了です。今度はまた日をあらためて別の色をピックアップします。
アップロード日時 : 2006年6月17日 01:07 撮影場所 : [ 渋谷区 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | 新宿御苑 |
撮影日時 | 2006年4月22日 14:13 |
カメラ情報 | |
カメラ | Canon EOS 20D |
フォーマットサイズ | APS-C |
ISO感度 | 100 |
露出プログラム | 絞り優先AE |
露出補正 | -1/3EV |
露出時間 | 1/250秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | EF70-200mm F2.8L IS USM |
焦点距離 | 200mm |
絞り | f/6.3 |