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2006年6月18日
レトロな空間
天気予報を見ると今日は曇りのち雨となっていました。となると屋外での撮影は厳しい可能性があると思い、今日はあらかじめ室内で撮影できるポイントを選んでいました。ところが目が覚めてみるとなぜか外は晴れ。こんなことなら屋外でグッドなポイントを探しておけばよかったと思ったのですが、もはや新しくポイントを探すのもめんどくさかったので、当初の目的通り屋内の撮影ポイントへと向かいました。
そして訪れたのは「鳩山会館」です。これは文京区音羽にある旧鳩山邸です。自民党の初代総裁、鳩山一郎が住んでいた家が、今は一般公開されているのです。ここはものすごく味のある洋館で、大正から昭和にいたる上流階級の生活をかいま見ることができます。何といっても場所が音羽。いわゆる山の手地区です。東京最初の高級住宅街、山の手地区にあってトップクラスの人物が住んでいた場所ですからね。雰囲気がいいのも当たり前といえば当たり前のことかもしれません。
建物に入ると書斎、応接室、大広間、キッチンなどなど小さめの部屋がいくつも並んでいるのですが、いずれも歴史を感じる造りで、昭和初期にタイムスリップしたかのような錯覚を起こしそうになりました。今日の写真はその中の一室、応接室の端っこに置いてあったテレビを撮影したものです。こういうタイプのテレビももはや全く見る機会がありません。今や薄型テレビ全盛の世の中ですが、この時代あえてこういうテレビがリビングに置かれているというのも趣深い感じがしました。
アップロード日時 : 2006年6月18日 00:33 撮影場所 : [ 文京区 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | 鳩山会館 |
撮影日時 | 2006年6月17日 15:30 |
カメラ情報 | |
カメラ | Canon EOS 20D |
フォーマットサイズ | APS-C |
ISO感度 | 400 |
露出プログラム | 絞り優先AE |
露出補正 | -1/3EV |
露出時間 | 1/15秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | EF24-70mm F2.8L USM |
焦点距離 | 51mm |
絞り | f/2.8 |