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2006年6月22日
シリーズ「宵」-間隙の印象-
僕が所属している会社は六本木と汐留にオフィスがあります。六本木勤務の人はビルの高いところで仕事をしているため、窓越しの景色はすごくキレイで、そんじょそこらの観光施設の展望台ぐらいのスカイビューを楽しむことができます。僕もときどき六本木を訪れることがあるのですが、そのときは窓の外の景色をまじまじと眺めてしまうことがあります。
一方の僕は汐留勤務。ビルの低層階で仕事をしているため、窓の外の景色も並程度です。でも、タイミングさえよければハッとするような光景を目にすることもできます。それが今日の写真です。六本木オフィスでは周囲に高い建物がないため、すごく見晴らしがよく遠くまで見通すことができます。ところが汐留は高層ビルが林立しており、視界は決してよいとは言えません。ただ、その視界の悪さこそがまた別の感慨深い光景を作ってくれます。ビルとビルの間から見える風景は、まるで大きな箱庭から一部分だけを切り抜いたような不思議な光景を形作ってくれます。ビルの低層階から見る風景も、時間帯によっては高層ビルのそれと勝るとも劣らない印象的な光景を見せてくれるものです。
アップロード日時 : 2006年6月22日 01:02 撮影場所 : [ 港区 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | 汐留シオサイト |
撮影日時 | 2006年3月 5日 17:57 |
カメラ情報 | |
カメラ | Canon EOS 20D |
フォーマットサイズ | APS-C |
ISO感度 | 100 |
露出プログラム | 絞り優先AE |
露出補正 | -2EV |
露出時間 | 1/30秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | EF24-70mm F2.8L USM |
焦点距離 | 24mm |
絞り | f/2.8 |