2006年7月 1日
真昼の存在感
昼間の空に見える月というのは、夜見るものとは一風変わった趣があるものです。普段あまり意識しないのですが、昼間の明るさというのは、それはもう尋常じゃないくらい明るいものなのです。人間の目というのは不思議なもので、自分の周囲の明るさにすぐ適応し、どれも均一の明るさのように見えるもの。
昼間の屋外も夜の蛍光灯の明かりも一様に「明るい」と感じるものですが、昼間の屋外に匹敵する明かりというのはこの夜に存在しません。そんな昼間の世界にあって、太陽以外でその存在感を誇示できるのが月なのです。
今日の写真は以前、台場を訪れたときに撮影したものです。国際展示場のあたりをブラブラ歩いているとき、ふと空を見上げてみるとクッキリとした月が浮かんでいる様子が目に飛び込んできました。昼間の月は夜空の月ほど強烈な自己主張はしません。でも、絶対的な明るさを持つ太陽に負けることなく、比較的控え目に存在感を示すその姿は、どことなく心打たれるものがあります。
アップロード日時 : 2006年7月 1日 02:23 撮影場所 : [ 江東区 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | 江東区有明3丁目 あけみ橋 |
撮影日時 | 2006年4月 8日 17:37 |
カメラ情報 | |
カメラ | Canon EOS 20D |
フォーマットサイズ | APS-C |
ISO感度 | 100 |
露出プログラム | 絞り優先AE |
露出補正 | -1/3EV |
露出時間 | 1/800秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | EF24-70mm F2.8L USM |
焦点距離 | 51mm |
絞り | f/4.0 |