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2006年9月14日
減光された空間
今週はどうも雨続きの一週間になりそうです。これだけ雨が続くと晴れの日が恋しくなってしまいます。太陽が出て、陽光が降り注いできているとき、街は光が当たっている部分と影の部分がクッキリ色分けされます。このようなコントラストの強い世界では、太陽によってできる影がときにアーティスティックな雰囲気を作り出してくれることがあります。一方、曇り空、もしくは何かによって光が遮られるような環境では、直射日光で見る風景とはまた違った趣きを感じることができます。
例えば今日の写真。和室の奥の障子には木々の影が映り、手前の畳の上にやわらかな光を降り注がせています。クッキリ見える影も悪くないのですが、障子のように薄い紙で減光され、やわらかく降り注ぐ太陽の光というのも、不思議と心落ち着かせてくれるものであるような感じがします。
アップロード日時 : 2006年9月14日 01:15 撮影場所 : [ 港区 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | 東京都庭園美術館 |
撮影日時 | 2006年9月10日 16:27 |
カメラ情報 | |
カメラ | Canon EOS 20D |
フォーマットサイズ | APS-C |
ISO感度 | 100 |
露出プログラム | 絞り優先AE |
露出補正 | -2EV |
露出時間 | 1/25秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | EF70-200mm F2.8L IS USM |
焦点距離 | 70mm |
絞り | f/8.0 |