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2006年10月13日
シリーズ「夕焼け」-第3夜-モノトーンの時間
夕暮れどきは心惹かれるものですが、では夕暮れの何に心惹かれるのか。これは色彩の一言につきます。昼はまんべんなく光が当たり、様々なものが色鮮やかに輝く世界を作り上げています。一方夜は夜で照明により昼とは違う色の世界が広がります。照明がない場合は真っ暗なので、そもそも色彩もなにもあったものではありません。では夕暮れどきはどうかというと、これが非常に特徴的なのです。あたり一面、オレンジ色の光につつまれて、色彩の感覚が非常に曖昧になるのです。
西の空低い場所に位置する太陽の斜光線によって色あるものも全てオレンジ一色に染められた独特な世界が顔をのぞかせます。日没前の短い時間だけ、陽光のオレンジと影の黒というモノトーンの空間が展開します。自然が織りなすセピアの世界。その場に居合わせると、なぜか郷愁の念にかられるような、そんな気持ちがわき上がる不思議な感覚を体感できます。
アップロード日時 : 2006年10月13日 00:03 撮影場所 : [ 江戸川区 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | 葛西臨海公園 西なぎさ |
撮影日時 | 2006年10月 8日 16:48 |
カメラ情報 | |
カメラ | Canon EOS 20D |
フォーマットサイズ | |
ISO感度 | 100 |
露出プログラム | 絞り優先AE |
露出補正 | -1/3EV |
露出時間 | 1/5000秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | EF70-200mm F2.8L IS USM |
焦点距離 | 200mm |
絞り | f/2.8 |