2006年11月 9日
闇夜の幽玄空間
先週の日曜日、目が覚めたのが遅く、写真を撮ろうと出かけて目的地に着いたころにはもはや太陽も沈み、夜になろうという時間帯でした。このとき訪れたのは辰巳。このときの写真は、ほぼ全ての写真が夜景撮影となってしまいました。
ちゃんとした夜景の撮影をしたのは久しぶりだったのですが、いつも通りとてもめんどくさいものでした。というのも、夜にちゃんとした写真を撮ろうと思ったら、必ず三脚を使わなければならないのです。おもしろそうな風景を見つけたとしても、日中だったら手持ちのまま撮影して全く問題ないのですが、夜だと当然のことながら暗いので、ほぼ間違いなく手ぶれを起こしてしまいます。それを防ぐためには一にも二にも三脚です。三脚さえあればどんな状況であっても失敗することなく写真を撮ることができます。ただし!三脚を使うのはとてもめんどくさいのです。写真を撮ろうと思ったとき、三脚を広げ、カメラの水平を確認しなければならないのですが、これが思いのほかめんどくさいのです。しかし、こういう苦労をしても、夜景の撮影には苦労以上の成果物があります。
ちなみにこの写真は辰巳で撮影したもの。右側の強烈な光は、運河を挟んで向かいにある夢の島の競技場の光。運河にかかっている鉄橋は京葉線の線路です。夜の風景というのは、肉眼ではハッキリ見えないものですが、カメラを使えばクッキリ鮮明にうつすこともできます。そうやって撮影した写真は、肉眼の世界では見ることができない世界をかいま見ることもできるのです。こういう風景を見ると、苦労してでも夜景を撮影したいと思うモチベーションになります。
アップロード日時 : 2006年11月 9日 01:26 撮影場所 : [ 江東区 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | 東京辰巳国際水泳場の裏手 |
撮影日時 | 2006年11月 5日 19:04 |
カメラ情報 | |
カメラ | Canon EOS 20D |
フォーマットサイズ | |
ISO感度 | 200 |
露出プログラム | 絞り優先AE |
露出補正 | +1/3EV |
露出時間 | 30秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM |
焦点距離 | 10mm |
絞り | f/13 |