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2007年1月31日
花弁の雨粒
花と言ってもいろんな種類のものがありますが、それぞれの花ごとに最も「映える」シチュエーションというのがあるような気がするのです。例えばひまわり。ひまわりは何と言ってもさんさんと輝く太陽の光を輝いてこそ映える花。一方、雨の中、水に濡れてこそ輝く花もあるような気がします。例えばユリ。
この写真はけっこう前に撮影したもの。時として雨足が激しくなる空模様の中、昼間だというのに街中は若干薄暗く、これといって目につくものもなく、あとでなくブラブラしているときでした。寺の敷地内で何か撮るものがないか見てまわっていると、ふとオレンジ色にキラキラ輝くユリの花が目に飛び込んできました。
雨に降られ、水滴がまばらに付着した花びらは、時として外光を反射してキラキラと明るいオレンジ色の光を拡散していました。ユリの花がこれほどまでに雨にマッチする花だとは思ってもいませんでした。花は太陽の光を浴びていた方がキレイに見えるような気がするのですが、いざ別シチュエーションの花を実際に目にする機会があると、ものによっては認識が変わってしまうような気がします。
アップロード日時 : 2007年1月31日 01:53 撮影場所 : [ 京都 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | 本能寺 |
撮影日時 | 2006年7月16日 16:28 |
カメラ情報 | |
カメラ | Canon EOS 20D |
フォーマットサイズ | APS-C |
ISO感度 | 100 |
露出プログラム | 絞り優先AE |
露出補正 | -1EV |
露出時間 | 1/30秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | EF24-70mm F2.8L USM |
焦点距離 | 70mm |
絞り | f/2.8 |