2007年6月27日
影のびる大階段
多かれ少なかれ、「階段」は気になる存在です。階段と一言でいっても、それは必ず人が急勾配を上り下りするために作られた「人工物」であることには間違いありません。ただ、目的は一つだったとしても、その形状、色彩などなど特徴は千差万別。どの階段も一つとして同じものはありません。
例えば京都の寺社仏閣で見ることができるような巨大な石段のようなものもあれば、ビルの非常階段のようにバックヤードに隠れて普段は目にする機会すらないようなものもあります。そんな中、先日訪れた表参道ヒルズの階段はすごく特徴的。そもそも表参道ヒルズでは階段が重要なファクターを占めています。広大な吹き抜けの天井の下、複数フロアをまたがって延びる大階段は迫力満点。そんな階段の端っこを地味に撮影してみたのが今日の一枚です。
表参道ヒルズはいつ訪れても凝った照明が館内を照らしています。この日は天井からの強烈なダウンライトが途中のフロアにある枝状のオブジェを照らし、階段には枝の影がぼんやりと広がっていました。真夏の屋外でもこのようなシャープな影はなかなか見ることができません。ましてや建物の中の階段で、このようにクッキリとした木の枝の影が浮かび上がるというのはけっこう新鮮な光景。勢い、写真に撮らずにはいられなくなります。
アップロード日時 : 2007年6月27日 01:24 撮影場所 : [ 渋谷区 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | 表参道ヒルズ |
撮影日時 | 2007年5月19日 19:31 |
カメラ情報 | |
カメラ | Canon EOS 20D |
フォーマットサイズ | APS-C |
ISO感度 | 200 |
露出プログラム | 絞り優先AE |
露出補正 | -1/3EV |
露出時間 | 1/13秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | EF24-70mm F2.8L USM |
焦点距離 | 38mm |
絞り | f/2.8 |