2007年7月24日
寂寥とした城跡
皇居東御苑を訪れて初めてわかったこと。かつて江戸城があった場所というのは、今の皇居があるエリアだと思っていたのですが、実は東御苑部分に本丸があったとのこと。長いこと東京に住んでいて今さらこんなことを言うのも恥ずかしいものがありますが、本当のところ全く知りませんでした。
本丸跡の部分は今でも石垣が残されていて、誰でも自由に石垣の上に上ることができます。周辺からちょっとだけ高い位置にあるその場所に立ってあたりを見回してみると、かつて江戸城主たちが高台から江戸の街並みを見下ろしたときの気持ちをちょっとだけ味わうことができます。今日の写真は、そんな江戸城本丸跡を真下から眺めたところ。当時はこの石垣の上に巨大な天守閣が広がっていたのかと思うと、なにやら淡い寂寥の念を抱かずにはいられなくなります。
この日、空には雲がたれこめてスッキリしない天候だったのですが、このときは偶然にも雲の切れ間から青空が顔をのぞかせ、初夏のさわやかな熱気があたりを包んでいました。
アップロード日時 : 2007年7月24日 01:44 撮影場所 : [ 千代田区 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | 皇居東御苑 |
撮影日時 | 2007年7月22日 16:24 |
カメラ情報 | |
カメラ | Canon EOS 20D |
フォーマットサイズ | APS-C |
ISO感度 | 100 |
露出プログラム | 絞り優先AE |
露出補正 | -1/3EV |
露出時間 | 1/60秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM |
焦点距離 | 10mm |
絞り | f/22 |