東京湾岸の光と影

Flickrで見た写真と全く同じ場所をすぐに見つけられたのですが、僕が訪れた日は尋常ならざる強風吹き荒れる日で、東京湾が見たこともないぐらい波うっていました。あまりにも風が強かったため落ち着いて写真を撮ることもできず、そもそも立っているだけでも激しく体力を消耗してしまうような状況でした。堤防を歩いていると高波がコンクリートに打ち付けて水しぶきがバシバシ身体にかかってくるのです。身体だけならまだしも、カメラにまで水しぶきがかかる状況だったため、仕方なくそれなりに写真を撮って早めにその場を立ち去ってしまいました。

そんな強風の中にも関わらず、堤防の上には多くの釣り人が並んで竿を海にたらしていました。そんな中、なぜかやたらと走り回っている子どもたちがいたのです。この子どもたちは海に落ちるんじゃないかと心配になるぐらいアグレッシブに走り回っていたのですが、途中で疲れたのか、立ち止まってゆっくりしている瞬間がありました。そんな状況を撮ってみたのが今日の写真です。