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2009年1月 9日
雲間の光線
フォトブログ、写真ブログというジャンルがあります。自分で撮影した写真をアップして文章を加えて公開しているブログのことです。僕自身、街角散歩というブログを運営しているため、世の中のフォトブログでどういう写真がアップされているのかそこそこ気になります。そのため、有名どころのブログをグルグル回ってみては自分が写真を撮るときの参考にさせてもらっています。先日、北九州市の真ん中に位置する皿倉山頂上の雪景色の写真をアップした日の数日後、何気なくブログを見てまわっていたら、ちょうど皿倉山から撮影した写真をアップしている人を発見しました。
皿倉山は市域の中央に位置する山。山の北側に小倉や八幡といった、北九州市の中心都市が並んでいます。そのため、一般的に山頂を訪れた観光客は北側の景色ばかりに目を奪われてしまいがちです。ところが、僕が見つけたブログでは山の南側を撮影していたのです。皿倉山の南側は多くの山々が連なる山岳地帯。近場の権現山から、ちょっと遠いところでは福知山などが見渡せます。普段だったら山だらけの光景を見ても「いまいち変化に乏しいかな・・・」というように思ってしまうのですが、そのブログでは連なる山々の様子がむしろ神々しさすら感じられる写真だったのです。
その写真を見て、山並み写真のすばらしさを実感。さっそく手元の写真から皿倉山の南側を撮影した写真を探してみました。実を言うと、僕も南側を撮影していたのです。ただ、元々興味を抱いていなかった光景で「とりあえず」という感覚で撮影したものだったのでそれほど枚数は撮っていません。その中から一枚だけピックアップしてみたのが今日の写真です。雲が広がる空の下、雲間からこぼれ落ちる光が山間のくぼみに差し込んでいる様子を撮影してみました。
それにしても人の写真を見るというのはとても大切なことです。自分一人の感覚では気づかない、何気ない風景の魅力みたいなものを再認識させられました。
アップロード日時 : 2009年1月 9日 01:46 撮影場所 : [ 福岡 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
---|---|
撮影場所 | 皿倉山から南側を臨む |
撮影日時 | 2009年1月 2日 12:05 |
カメラ情報 | |
カメラ | Canon EOS 5D |
フォーマットサイズ | 35mm |
ISO感度 | 100 |
露出プログラム | 絞り優先AE |
露出補正 | -1/3EV |
露出時間 | 1/2000秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | EF24-105mm F4L IS USM |
焦点距離 | 50mm |
絞り | f/4.0 |
コメント
雲の隙間から光が降り注いで山を
照らしていてとても神秘的ですね。
私も同じような場面にでくわしたのですが
カメラをもっていなかったので写真に残せなかった
ことを思い出しました^^;
投稿者 旅人 : 2009年1月10日 02:11
わたしこんな写真おおいですよ・・・・
光というテーマで詩を書いていたの・・・・
投稿者 Xiong Maririn : 2009年1月10日 13:43
http://media.imeem.com/p/np62CaDXUb.jpg
投稿者 Xiong Maririn : 2009年1月10日 13:46
>旅人さん
いい光景に出会ったときに限ってカメラを持ってないってこと、
実は僕もよくあります。そういうときのために、常日頃小さい
カメラでもいいから持っておきたいとさえ思ってしまいます。
>詩音さん
詩音さんの写真、拝見しました。とくにURLを掲載いただいた
写真、今回のものとテイストがすごく似ていてビックリしました。
詩音さんのサイトもじっくり見させていただきますね。
投稿者 コーヒー : 2009年1月10日 14:01
こんにちは!
皿倉の南側、あの写真を撮れたのは全くの偶然でした。
と同時に、とても幸運だったと感じています。
漸く視界が開けた山頂付近で、何気に目を向けた先の景色。
結構感動的でした。コレは撮らなきゃと。笑
今もまだ少しだけ余韻が残っています。
皿倉山って大したコト無いように思うのですが、
何だか侮れない不思議な山です。
投稿者 yoshiaki : 2009年1月13日 01:28
>yoshiakiさん
そうなんです。皿倉山って、僕自身にとっても小さなころから
見慣れた山だったりするので、それほど真新しさみたいな
ものは感じないだろうと思っていたのですが、20年ぶりに訪
れてみたら、実はかなり魅力溢れる場所であることがわかって
ビックリしました。いやはや侮れない場所です。
投稿者 コーヒー : 2009年1月15日 00:48