2009年2月 4日
建物外枠の幾何学模様
芝浦と言えば運河の街。東京湾岸の埋め立て地密集エリアの一つであるこの場所。すぐ近くには海運で日本一の取り扱い量を誇る東京港の一部、芝浦埠頭があり、その手前には首都高速羽田線・台場線があったりと、海運・陸運の要所となっています。近年、不動産業界ではウォーターフロント開発が進んでおり、品川から豊洲にかけての東京湾岸に高層マンションが建ち並んでいます。芝浦もまた例外ではなく、ウォーターフロントの高層マンションが林立しています。
せっかく芝浦を訪れたのだからと思い、運河沿いへ出てみました。するとすぐ目の前に見えるのは巨大なマンションの姿。今日の写真がまさにそれ。「芝浦アイランドグローブタワー」という高層マンションです。こういうマンションを見るとついついやってみたくなる撮影方法があります。それが今日の写真のような手法。
見ての通り建物の一部分を真っ正面から撮影しただけのもの。しかしながら、建物の窓枠やフレームなど直線だけで構成された形状、様々な素材で形作られた色や模様が、まるでモダンアートの一種のように見えてきます。実はこういう手法で有名なプロの写真家がいます。今日のこの写真はその人の構図をまねて撮ってみたものなのです。
その写真家の名前はMichael Wolf(マイケル・ウォルフ )。ミュンヘン生まれのマイケルは都市空間を撮影した写真がすごく特徴的で、特に香港のビル群を撮影したシリーズは幾何学的な構成が極めて秀逸なのです。
・HONG KONG ARCHITECTURE - MICHAEL WOLFオフィシャルサイト
僕の今日の写真はただ構図をマネしてみただけの完全なる付け焼き刃。ただ、写真のテクニックというのはマネしてなんぼ。とりあえず有名な人の構図をマネして、そこからオリジナリティを磨いていくもの。ということで、今後この手の写真を撮るときは、少しずつオリジナリティを出していってみようと思います。
アップロード日時 : 2009年2月 4日 01:08 撮影場所 : [ 港区 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
---|---|
撮影場所 | 芝浦3丁目周辺 |
撮影日時 | 2009年2月 1日 15:48 |
カメラ情報 | |
カメラ | Canon EOS 5D |
フォーマットサイズ | 35mm |
ISO感度 | 100 |
露出プログラム | 絞り優先AE |
露出補正 | -1/3EV |
露出時間 | 1/200秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | EF24-105mm F4L IS USM |
焦点距離 | 55mm |
絞り | f/11 |