街角散歩

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2009年7月26日

闇夜の轟音

闇夜の轟音

夏と言えば花火。ということで今年も花火の季節がやってきました。ここ数年、毎年夏になると必ず出かける花火大会があります。それは「浦安市納涼花火大会」。過去撮影した写真は以下の通り。

■2006年の花火写真
・花火師の演出 - 2006年7月30日
・幾重もの閃光 - 2006年8月1日

■2007年の花火写真
・光と音の芸術 - 2007年7月29日
・最後の大閃光 - 2007年8月1日

■2008年の花火写真
・夜空の大樹 - 2008年7月27日

毎年書いていることですが、今年もあらためて書いてみますと、浦安市の花火大会は毎年、かの有名な隅田川花火大会と同日に開催されます。浦安市としては隅田川など大規模な花火大会と開催日をズラして単独開催してしまうと来場者が多くなりすぎて警備上問題が発生する可能性があるということから、毎年あえて隅田川花火大会と同日開催にしているとのこと。そのおかげでこの花火大会はそれほど混雑してなく、打ち上げ場所の間近でゆっくり座って花火を楽しむことができます。

そして何よりこの花火大会の大きな特徴は「鍵屋」が主催であるということ。鍵屋といえば江戸時代から伝わる花火の総本家。「たまやー!かぎやー!」で有名なあの鍵屋です。全国の花火大会は基本的に複数の花火業者が寄り集まって一つの大会を行っています。しかし鍵屋だけは全国で唯一、単独で一つの花火大会を主催できるだけの規模を持っているとのこと。しかしながら鍵屋が直接携わっている花火大会は年間4〜5回ぐらいしかないらしく、その中の一つが浦安の花火大会なのです。

花火大会の規模を表す指標として「打ち上げ数」というのがあります。隅田川は2万発以上の花火が打ち上げられることから、その規模の大きさで有名ですが、一方の浦安花火大会は6500発しかなかったりします。打ち上げ数としてはかなり小規模に見えますが、花火の数よりもむしろ打ち上げ方に工夫が凝らされています。花火というのはどんなタイミングにどういう花火を打ち上げるかによって印象が変わってきます。鍵屋の花火は観客のリアクションを見ながら、もっとも「おいしい」タイミングで打ち上げが行われるため、一発一発が強く心に残ります。

今日の写真は浦安花火大会の最後の最後、連打で上げられた花火を撮影したもの。膨大な量の花火が一気に打ち上げられる様子は圧巻の一言。これぞ夏の夜の醍醐味という花火を堪能できました。

アップロード日時 : 2009年7月26日 21:32    撮影場所 : [ 千葉 ]

地図

撮影詳細情報

撮影情報
撮影場所 浦安市日の出地区 第31回浦安市納涼花火大会
撮影日時 2009年7月25日 20:34
カメラ情報
カメラ Canon EOS 5D
フォーマットサイズ
ISO感度 100
露出プログラム マニュアル
露出補正 ±0EV
露出時間 1.6秒
レンズ情報
レンズ EF17-40mm F4L USM
焦点距離 20mm
絞り f/18

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