12月28日から30日までの二泊三日、京都に宿泊して各地を観光していました。今回この旅のベースとなる宿として選んだのが田舎亭という旅館。祇園から清水寺へ向かう途中、石塀小路という風情あるエリアがあるのですが、その一角にこの宿は位置しています。古くは一見さんお断りの宿だったらしいのですが、いつからか一般客も泊まれる普通の宿になったらしく、今では普通に観光案内書などに載っていたりします。そんなバックボーンを持った宿とは果たしてどういうものなのか、かなり興味津々だったこともあり、今回は実際に泊まってみることにしたのです。

京都滞在2日目の今日は初めて、宇治の平等院を訪れてみました。平等院と言えば鳳凰堂。鳳凰堂と言えば10円玉。ということで日本の誰もがその存在を知っていますが、僕自身訪れるのは今回が初めてなのです。初めて目にした鳳凰堂はまさに10円玉そのもの。その堂々とした姿に圧倒されてしまいました。

今年の最終出社日は12月29日。なのですが、今年はこれまでまとまった休みをとっていなかったこともあって、年末の出社日を休みにして、年末年始まとまった休みをとることにしました。ということでいま京都にいます。今日の写真は金戒光明寺の長安院の入り口付近で撮影したもの。

日没前後の時間帯を豊洲でブラブラ過ごしていたときのこと。太陽が沈んで空が徐々に暗くなり、街の明かりが少しずつ増えていく時間帯に東京タワーの姿を見つけました。ウォーターフロントの高層ビル群の隙間にニョキッとそびえる東京タワーの姿がとても印象的で、思わずシャッターを押してしまった一枚です。

久しぶりに富士山の写真でも撮りに行こうと思い、文京区役所を訪れてみました。文京区役所シビックセンターの展望台からは新宿の高層ビル群の奥にドドーンとそびえる富士山の姿を見ることができるのです。かつて僕もこの場所で何度か富士山の写真を撮ったことがあります。

・シリーズ「夕焼け」-第1夜-都心の富士 - 2006年10月11日

豊洲のららぽーとで日没を迎えようとしていた時のこと。その場にいたみんなが、巨大な太陽が晴海大橋に向かっていく様子に目を奪われていました。

海辺というのは独特の雰囲気があるもので、ただその場にいて波の音を聞いているだけで心が落ち着くから不思議です。この写真は豊洲のららぽーとから夕暮れ時の東京湾方面を写したもの。すぐ目の前に伸びる晴海大橋、そしてその奥にチラリとレインボーブリッジが見えています。

豊洲の「ららぽーと」を訪れてみました。これまで何度か訪れては写真を撮っているのですが、今回新しいカメラでこの場所を撮ってみたいと思い、あらためて訪れてみました。ということで着いて早々撮影したのがこの写真。夕方近く、太陽の光が斜めから差し込んでくる時間帯、道行く人々の影が長くなっていました。

葛西臨海公園と海に突き出した砂州の部分、なぎさ公園とを結ぶ橋を渡っていたときのこと。目の前に見える東京湾があまりにもキレイで思わず撮影してしまったのが今日の一枚です。

東京湾の上にポッカリ浮かぶ雲。夕暮れどき、西の空の低い位置から太陽の光が届き、その姿をうっすらピンク色に染めている様子を目にしました。

葛西臨海公園にはクリスタルビューという展望施設があるのですが、その展望台の入り口付近が四角くくりぬかれていて、海が見えるようになっています。夕暮れ時、太陽が沈んで空が徐々に暗くなっていく時間帯、水平線近くに夕焼けのオレンジ色を少し残しつつ、天頂付近に濃紺の夜闇が迫ってきている様子を目にすることができました。

葛西臨海公園へ行ってきました。この日は空気の澄み具合がハンパではなく、海ほたるや房総半島までクッキリと見通せました。そんな中で撮影してみたのが今日の一枚。日没前の時間、水平線付近がうっすらオレンジに染まりはじめた時間帯、刻一刻とオレンジの色彩を濃くする空のもと、静かな波打ち際にたたずむカップルたちの様子がとてもロマンチックに見えました。

都電荒川線の鬼子母神駅から池袋方面を眺めた光景。電車の線路なのに、以外と起伏が激しい様子が見てとれます。

鬼子母神の境内にはなぜか昔ながらの駄菓子屋があります。店先には懐かしいお菓子、おもちゃが並んでいて、ついつい立ち寄ってラムネなど買って一息入れたくなってしまいます。この写真はその駄菓子やの店先を撮影したもの。

雨上がりの晴天。地面に残る水たまりに反射して見える空の色がとても濃く見えました。

豊島区の鬼子母神を訪れたときのこと。境内に入ってすぐの場所にある巨大なイチョウの木。この時期ともなるとさすがにほとんどの葉が散ってしまっているのですが、その散ってしまった葉が落ちた地面がとても興味深い文様を描いていました。

昼間から夕方に少しだけ近づいた時間帯。空の色が微妙に変わり始め、全体の青、天頂の藍、そして地表近くのオレンジ。この時間ならではの空の微妙な色合いの違いがクッキリと出ていました。

新しいカメラのシェイクダウンのために訪れた世田谷区宮阪の世田谷八幡宮。それほど広くない境内は周囲を巨大な木々で囲まれていて、住宅地の中にちょっとしたオアシスみたいになっています。この日は雨上がりの晴天日。濡れた地面に太陽の光が反射してキラキラ輝いている様子がとても美しくてシャッターを押してしまった一枚です。

今日は一眼レフデジカメの話。いろんなメーカーから様々な価格帯の一眼レフデジカメが発売されたことで一眼レフカメラの裾野が広がり、これまで一眼レフカメラに興味がなかった人たちも購入するようになっているようです。実際僕が写真を撮りに出かけると、かなりの確率で一眼レフデジカメを持った人たちと遭遇します。中には使いこなせず、結局ケータイカメラやコンパクトデジカメに戻る人もいるかと思いますが、一方でそこから一眼レフカメラの魅力にはまっていく人もいます。その「はまっていく人たち」の「はまる」対象は2つに大別されるのではないかと思います。一つは「写真」そしてもう一つは「カメラ」。

新宿御苑を訪れたときのこと。見事に色づいたイチョウの木を撮影していたのですが、ふとその木の大きさに目を奪われました。よくよく見てみると幹の太さがかなりのもの。もしやこの木は内藤家の邸宅があった時代から残るもの？と何の根拠もなく遠い昔に思いをはせてみたりしました。

夕方。太陽が西の空に傾き、視界の全てのものが影を長くのばす時間帯。池のほとりを歩く人々の様子を見ていると、その背後に長い影が伸びているのを発見。その様子がとてもおもしろくてシャッターを押してみたのが今日の一枚です。

鮮やかな紅葉の前には多くの人たちが集まるもの。東京都心部でキレイな紅葉が見られる場所というのはそれなりに限られているので、そういう場所は秋の観光地として人がたくさん集まります。この写真の場所もそんなポイントの一つ。真っ赤に色づいたモミジの前には次から次に人が訪れては写真を撮りまくって去っていき、途切れることのない人の列ができていました。

秋も終わりに近づいた昨今、新宿御苑でわずかに残ったイチョウを撮影していたところ、小さな子どもがイチョウの落ち葉を両手いっぱい拾って真上に向かって投げて遊んでいるのを見かけました。太陽の光がイチョウの葉に当たって、黄色の葉が濃淡を変えながらヒラヒラ落ちてくる様子がとても美しくて思わずシャッターを押してしまいました。

サクラの木というのは冬になると葉が一枚もなく閑散とした感じになります。そんな状態の直前。枝の先っぽに葉が一枚だけ残っているのを発見しました。この一枚が散ってしまうと冬になってしまうような、そんな気配が感じられる光景でした。

先週末、立川の昭和記念公園を訪れたときのこと。モミジもイチョウも既に散っていて、既に秋も終わりという感じでした。なので、今週はもはや秋の気配など完全に消え去ってしまっていると確信し、特に秋らしきものを期待すらしていませんでした。ということで今日訪れたのは新宿御苑。ここはどの季節でもおもしろい風景を見ることができるため、折りに触れては訪れていたりします。

六本木と赤坂の中間エリアを歩いていたときのこと。道路の端っこに柄が折れた傘が放置されてるのを見かけました。なんてことはない光景だったりするのですが、なんとなくシュールな感じがして思わずシャッターを押してしまいました。

氷川神社の本殿を撮影してみました。昼下がり、この一角だけに極めて静謐な空気が流れているような感じがしました。

12月に入ると街のあらゆるところでクリスマスイルミネーションを目にするようになります。今日はそんな街角の一角で撮影した一枚。足下を照らす照明が、まるで横断歩道のようにゼブラの模様を作っていました。

恵比寿ガーデンプレイスの三越前を歩いていたときのこと。時は既に夜。あたりは暗くなっていたのですが、三越の中から漏れ出てくる光によって、入り口周辺だけ明るくなっていました。そんな場所をたまたま通りがかった人たちの姿がクッキリとしたシルエットを描いていたのが印象的だったので、思わずシャッターを押してしまったのが今日の一枚です。

立川の街角で見かけた光景。ススキが生い茂る空き地の奥に多摩モノレールの線路が延びる風景なんですが、パッとみた感じとても寂しげな雰囲気で、まるで廃線跡の写真のように見えてしまうから不思議です。

もはや紅葉の時期も終わりにさしかかった昨今、木の根元には大量の落ち葉で埋め尽くされていたりするのですが、それがまた秋っぽい雰囲気を演出してくれているよな感じがします。