2010年4月 4日
坂道の夜桜
世田谷区役所の近くを歩いていたときのこと。区役所と隣接する若林公園の脇に1本の細い坂道があり、道に沿って桜の木が植えられています。この時期は花が咲いて艶やかな桜並木となっているのですが、この様子をどうしても写真に撮りたいと思い、この場所を訪れました。普通に撮ってしまうとどこにでもある桜並木と同じように見えてしまうため、ちょっと変化をつけて夜に撮影してみたのが今日の一枚です。
アップロード日時 : 2010年4月 4日 02:31 撮影場所 : [ 世田谷区 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | 世田谷区若林4丁目周辺 |
撮影日時 | 2010年4月 3日 19:59 |
カメラ情報 | |
カメラ | Canon EOS 5D |
フォーマットサイズ | 35mm |
ISO感度 | 1600 |
露出プログラム | 絞り優先AE |
露出補正 | ±0EV |
露出時間 | 1秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | EF24-70mm F2.8L USM |
焦点距離 | 24mm |
絞り | f/3.2 |
コメント
何という絶妙な色合いの写真なんでしょ。とっても好きな艶感です。建物の照明の明かりが何ともあたたかくて好きです。
コーヒー様にまたまた質問です。この写真の撮影は夜なんですよね。空がちょっと明るいのはなぜなんでしょうね。太陽が沈んでから暗闇になるまでの時間帯なんでしょうかね。
投稿者 のんのん : 2010年4月 4日 17:23
>のんのんさん
いつもとちょっと違うテイストで撮ってみました。気に入っていただけて嬉しいです。この写真を撮影したのは太陽が沈んでだいぶ経過したあとの本当の夜の時間帯です。肉眼で空を見ると真っ暗な時間帯です。なのに空が明るく写っているのには2つの理由があります。一つはシャッター速度を遅くして撮影していること。シャッター速度とはシャッターが開いている時間のことで、たくさん開いていればいるほどたくさんの光をカメラでとらえることができます。その反面、手ぶれも起きやすくなります。昼間と比べると夜は光が少ないので、シャッター速度を遅くしないと明るく撮れないのです。この写真の場合はシャッター速度をかなり遅くして、肉眼で見える以上に明るく撮っているため、月明かりなどで空が明るく見えているのです。もう一つの理由は街明かりです。東京は夜でも街が明るいため、雲が出ている夜などは雲に街明かりが反射して雲が明るく見えます。この写真で雲が明るく見えているのは街明かりが反射しているからです。いずれにしても肉眼で見えている以上に明るく撮影しているため、撮影するときは三脚を使うか、動かない場所にカメラを固定したりしないと撮影できなかったりします。
投稿者 コーヒー : 2010年4月 5日 01:33
コーヒー様、いろいろとご親切に教えて下さいまして、どうもありがとうございます。この写真は本当にとっても気に入ってしまいまして、今朝も会社に出勤してすぐに壁紙に設定して、仕事中も気がついたら、ついつい眺めておりました。ホントいつもと違う世界を見ているようです。
シャッター速度を遅くして、肉眼で見ている世界とまた違う世界を表現できるって素敵ですね。ぜひ三脚も欲しくなってきました。
街明かりも空が明るく見える理由だったんですね。そう考えたら、東京って相当明るいんですね。って、今更ですね・・・。
カメラをようやく手に入れたので、これから週末がとっても楽しみです。まったく慣れていませんが、とにかく
どんどんいろんなものを撮ってみようかと思っています。
投稿者 のんのん : 2010年4月 5日 21:50
>のんのんさん
夜景の撮影は手間がかかる一方で、肉眼では見えない新たな世界を写すことができるためとてもおもしろかったりします。もし機会がありましたらぜひ一度トライしてみてください。
投稿者 コーヒー : 2010年4月 6日 01:00