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2010年4月14日
孤高の桜花
ちょっと前に仕事を休んで桜の写真を撮りに新宿御苑を訪れたときのこと。春真っ盛り、桜真っ盛りの時期だったため公園内には平日とは思えないほどの人であふれかえり、どこもかしこも人だらけの状態でした。そんな状態で撮影したのが今日の一枚。桜の木は比較的近い場所で集中的に咲いていたりするものですが、この木だけは他の木と離れた場所で一本だけキレイな花を咲かせていたのが印象的でした。
アップロード日時 : 2010年4月14日 00:38 撮影場所 : [ 新宿区 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | 新宿御苑 |
撮影日時 | 2010年3月31日 15:20 |
カメラ情報 | |
カメラ | Canon EOS 5D |
フォーマットサイズ | |
ISO感度 | 100 |
露出プログラム | 絞り優先AE |
露出補正 | -1/3EV |
露出時間 | 1/250秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | EF70-200mm F2.8L IS USM |
焦点距離 | 73mm |
絞り | f/2.8 |
コメント
見事な桜の木ですね。人がこんなに小さく見えるほど、とっても大きな大きな木なのでしょうね。桜の淡い色が浮かびあがるような素敵な写真ですね。
私が住む所も桜吹雪、真っただ中という時期になってきましたが、この孤高の桜の木は、もうすでに葉桜になっているかも知れませんね。
また来年、この木に会いに行きたくなる、そんな気持ちにさせてくれるような素敵な孤高の桜ですね。
投稿者 のんのん : 2010年4月14日 20:33
>のんのんさん
パッと見た感じサイズ感覚がつかめないのですが、近くに寄ってみるとすごく巨大でビックリしました。桜散りゆくこの時期、その美しさに目を奪われつつも、今年の桜の季節ももう終わりということで寂しい気持ちがわき起こってしまいます。今年の桜の季節はこの木を見つけることができたのも大きな収穫でした。来年もこの木を見に行ってみたいです。
投稿者 コーヒー : 2010年4月15日 01:31
枝の細かな部分が切り絵みたいです。なんだか先々にまで生命力を感じさせられます。
私の姉は日本画家で花をよく描いているのですが、いつも自然の美しさには叶わないとぼやいていました。気持ちがわかる気がします。
本当にきれいです。
投稿者 タチキ : 2010年4月26日 10:00
>タチキさん
お姉様がおっしゃるとおり、どんなにキレイな写真や映像であっても実物の迫力にはかないません。実物には肌で感じる温度、耳に聞こえる音、その場で感じる春のにおいなど、五感全体で感じるものがあります。その中で写真や絵画は「視覚」のみしか記録に残せません。しかも全体感の中の一部分だけ。その中でどれだけ実物のリアリティを伝えられるかが写真における表現力なのではないかと思っています。そういう意味で、タチキさんがこの写真に生命力みたいなものを感じていただけたとしたら、それは視覚以上の何かを伝えることができたということで、撮り手としてとても光栄に思います。ありがとうございます。
投稿者 コーヒー : 2010年4月27日 00:58
確かに、画面で見ただけなのに生きてるなって思いました。
同じ被写体でも、撮り手や描き手の方によって見る側に伝わるメッセージは様々ですね。
そこが写真や絵画の素晴らしさでしょうか、と偉そうに言ってみました(笑)
いつも癒しをくれるコーヒーさんには感謝です。またお邪魔します。
投稿者 タチキ : 2010年4月28日 18:15