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2010年8月 1日
夜空への彩色
毎週末を迎えるたびにいろんな場所を訪れては写真を撮ってまわってアップするのがこのブログです。毎回どこを訪れるか特にあてはなく、気の向くままにいろんな街をウロウロしています。ところが、中には毎年同じ時期に同じ場所を訪れることが年に数回あります。その中の一つがまさに今日でした。
毎年7月の最終土曜日は首都圏で大型の花火大会が行われます。代表的なのは隅田川花火大会。もはや全国区となったこの花火大会には毎年かなりの数の人が訪れているようです。そのほかにもいろんな場所でいろんな花火大会が行われているのですが、僕が毎年訪れているのは千葉県浦安市で行われてる「浦安市納涼花火大会」です。
■2006年の花火写真
・花火師の演出 - 2006年7月30日
・幾重もの閃光 - 2006年8月1日
■2007年の花火写真
・光と音の芸術 - 2007年7月29日
・最後の大閃光 - 2007年8月1日
■2008年の花火写真
・夜空の大樹 - 2008年7月27日
■2009年の花火写真
・闇夜の轟音 - 2009年7月26日
なぜこの花火大会を訪れるのか、その理由については過去のエントリに詳しく書いているのでそちらを参照いただければと思うのですが、要はこの花火大会の主催が江戸時代から続く「鍵屋」だからです。打ち上げる球数こそ少ないですが、その演出力たるや隅田川花火大会を上回るレベルです。
毎年同じ場所で同じものを撮るということは、同じイベントの経年変化を記録する意味では意義深いのですが、一方で作品撮りという面から考えると、場合によっては「毎年同じような感じ」になってしまう可能性があります。なので毎年必ず例年と違う撮り方をするように心がけています。
今回は「花火と観客」という観点でフレーミングしてみました。端的に言うと花火だけじゃなく「人物も入れてみよう」という取り組みです。といった感じで撮影してみたのが今年の一枚。色とりどりの花火が広がる様子、その様子を見入る人々の姿をワンセットでまとめてみました。
アップロード日時 : 2010年8月 1日 02:55 撮影場所 : [ 千葉 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
---|---|
撮影場所 | 浦安市日の出地区 第32回浦安市納涼花火大会 |
撮影日時 | 2010年7月31日 20:32 |
カメラ情報 | |
カメラ | Canon EOS 5D |
フォーマットサイズ | 35mm |
ISO感度 | 100 |
露出プログラム | マニュアル |
露出補正 | ±0EV |
露出時間 | 4秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | EF17-40mm F4L USM |
焦点距離 | 17mm |
絞り | f/11 |
コメント
あの一瞬をとても見事にとらえられてますね?
ぽち♪
投稿者 evergreen : 2010年8月 1日 07:56
>evergreenさん
なんとかうまいこと撮れました。しかし花火撮影は難しい・・・
投稿者 コーヒー : 2010年8月 1日 17:59
いや?、見事です。
色も鮮やかですね。自分もいつかこういう絵が撮りたい?。
投稿者 あっきー : 2010年8月 1日 18:53
とっても素敵な写真ですね。色がものすごく綺麗です。過去数年の花火の写真も拝見させていただきました。どの写真も素敵ですが、やっぱり今年の写真、最高ですね!とっても気に入ってしまいました。
花火の撮影は、なんとなく漠然と憧れをもっていますが、やっぱりかなり技術が必要なんでしょうね。でもいつかチャレンジしてみたいです。
投稿者 のんのん : 2010年8月 1日 23:10
>あっきーさん
ありがとうございます。ただ、やっぱり花火の撮影は難しいですね。たくさん撮った中で「これはまあまあ」と思えるのは結構少ないです。もっとヒット率あげられるようにがんばりたいと思う今日このごろです。
投稿者 コーヒー : 2010年8月 2日 00:23
>のんのんさん
例年は写真撮影だけなので、それなりに全神経を写真だけに集中できていたのですが、今年は映像撮影と写真撮影を同時にやっていたので、実は写真の方はあんまり自信がなかったんです。でもうまい具合にそこそこのものが撮れました。運がよかったです。それにしても花火撮影はなかなか難しいです。絞りとシャッタースピードのバランスがなかなかうまく合わないんです。でもキレイに撮れたときの感激はひとしおなので、のんのんさんも機会あったらチャレンジしてみてはいかがでしょう。自分でそこそこのものが撮れたときはかなり感激ですよ。
投稿者 コーヒー : 2010年8月 2日 00:26