渋谷の幹線

東急東横店は本館、南館、東館など建物が複数に分かれて、それぞれ屋上があるわけですが、今回僕が訪れたのは南館の屋上。特に何があるわけでもなく、喫煙スペースと自動販売機が置かれているだけの狭い場所でした。

屋上そのものに楽しげなものがまるで見当たらなかったので、視線を外へ移してみました。ということで、屋上から眼下を眺めた光景を撮影してみたのが今日の写真です。

両脇の3車線道路は東京都道412号線六本木通り。中央の高架は首都高速3号渋谷線。このエリアはいわば片道5車線を有する巨大な幹線なのですが、それだけの交通容量があってもこの場所は渋滞頻発ポイントです。

六本木通りは渋谷の直前で国道246号線と合流して駅に接しているので混雑はある意味当たり前。高架の首都高速は手前側で日本の大動脈、東名高速道路と接続、奥へ進むと首都高速都心環状線に接続しています。いずれにしても渋滞しない要素がないぐらい重要な幹線です。そんな道路ですが、週末の昼間は比較的空いていたようで、全体的にスムーズに車が流れていました。

このアングルから両道路を見ることができる場所は他にないため、この場所ならではのちょっと珍しい光景に、しばし見入ってしまいました。