2011年9月19日
遠方の山々
いろんな場所を訪れ、いろんな状況の写真を撮るのがスナップ写真の醍醐味ですが、一方で撮影に使う道具を選ぶのもひとつの楽しみだったりします。カメラやレンズは当然のこと、フィルムカメラの場合、フィルムの選択は出来上がりを左右する大きな要素だったりするので、出かけるときにはいつも「今日はどのフィルムで攻めるか」と、けっこうガッツリ悩んでしまうものです。
そんなフィルムの新たなジャンルにチャレンジ。リバーサルとネガは既にいろんな種類のものを使いまくってみているので、今回はさらに新たな試み。今日の写真はポラで撮影してみました。
ポラと言っても正確にはポラロイド社のフィルムを使っているわけではなく、使用しているのは富士フイルムのピールアパートタイプフィルム。なので正確にはインスタントカメラ、インスタントフィルムというべきなのでしょうが、もはやポラという言葉があまりにも浸透しすぎてて一般名詞っぽく扱われているため、ついついポラと言ってしまいがちです。
ということでポラで撮影してみたのは三軒茶屋のキャロットタワー展望台から眺めた富士山。撮影してみて感じたのは、当然といえば当然なのですが、全体的に色が淡くてエッジもぼんやり。解像度もいまいちな感じです。
インスタントカメラというと、これまでチェキやフォトラマみたいな専用機しか使ったことなかったので、従来はぼんやりしているのはカメラやレンズの性能が影響しているのではないかと思っていました。今回はマミヤの中判カメラとレンズという、いわゆるパキッとした用途で使うカメラのフィルムバック部分をポラバックに変えただけなので、もしや中判バリにパキッとピシッとしたポラが撮れるかな?と思っていたのですが、やっぱりそんなことはありませんでした。
ということで、今日の写真は淡くぼんやりしているわけですが、こういう特徴、うまく使えばハマりどころがありそうな気もします。フィルムが高いので頻繁にトライできませんが、いつかポイントを絞ってポラ作品撮影にチャレンジしてみようと思います。
アップロード日時 : 2011年9月19日 01:02 撮影場所 : [ 世田谷区 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
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撮影場所 | 三軒茶屋 キャロットタワー 展望台 |
撮影日時 | 2011年9月18日 16:59 |
カメラ情報 | |
カメラ | Mamiya RB67 Professional SD |
フィルム | FUJIFILM FP-100C |
フォーマットサイズ | |
ISO感度 | 100 |
露出時間 | 1/125秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | Mamiya Sekor 180mm F4.5 |
焦点距離 | 180mm |
絞り | f/32 |