« 洋館の花鉢 | メイン | 塀の隙間の芽吹き »
2011年10月18日
谷筋の路地
京王井の頭線池ノ上駅から線路沿いを渋谷方面へ歩いて移動していたときのこと。東京大学先端科学技術研究センターの横に広がる窪地の路地で撮影したのが今日の写真。中途半端に古びた路地から、どこかノスタルジックなテイストが放たれているように感じられました。
ちょっと話題は変わって最近の興味関心。ここ最近「東京の地形」に興味を持って、どの場所がどういう地形なのか調べまくっています。東京の西側は「武蔵野台地」という広大な高台の上に乗っかっているのですが、所々、湧水に端を発した小川などによって台地が削られ、谷筋となっている場所があります。今日の写真の場所もまさにそんなエリア。淡島通りの淡島交差点あたりから今日の写真のエリアあたりまでガッシリ台地が削られています。
東京都内はどこも商業地や住宅がビッシリ立ち並んでいるため、元々の地形の特徴を探しだすのは困難です。しかし、よくよく見ると素の地形の面影が今なお垣間見えるエリアも多少ながら残っているもの。今日のこの路地もまさにそんな場所。元々の地形を思い描きながら街を歩くことで、普段は気づかない地形の変化を楽しむことができます。
アップロード日時 : 2011年10月18日 00:18 撮影場所 : [ 世田谷区 ]
地図
撮影詳細情報
撮影情報 | |
---|---|
撮影場所 | 世田谷区北沢1丁目周辺 |
撮影日時 | 2011年10月15日 14:54 |
カメラ情報 | |
カメラ | YASHICA FFT |
フィルム | Kodak ELITE CHROME Extra Color 100 |
フォーマットサイズ | 35mm |
ISO感度 | 100 |
露出時間 | 60秒 |
レンズ情報 | |
レンズ | Super Muliti-Coated Takumar 28mm F3.5 |
焦点距離 | 28mm |
絞り | f/3.5 |