ここのところ、透き通った青空やビビッドな緑の植物を満喫できるような場所に好んで行っていたのですが、ときに真逆の方向性を求めることもあります。街の雑多な空間というのは日々生活をしていると何の魅力も感じないものですが、ふとしたキッカケで雑踏が恋しくなる瞬間があります。

一時期、日本語ブームってありましたよね。日本語の何がブームになっているのか僕はよく知らないのですが、ちまたでは関連本などの売れ行きがよい模様。かく言う僕もかねてより日本語にはすごく興味を持っていたのです。僕の場合は日本語の中でも文語表現の世界に強い興味を抱いているのです。もはや世の中で使う頻度が限りなくゼロに近い言葉ってあるじゃないですか。そういった言葉を紐解いていってみると、中にはすごく雅な響きを持つ表現が眠っていたりするのですよ。そういった文語表現への興味と趣味の写真とを組み合わせたウェブサイトを立ち上げようと思っています。

昨日の日記で「未来都市」について書きましたが、僕にとっての元祖未来都市は関西国際空港なのです。厳密には関空は「街」ではないのですが、僕のファーストインプレッションはまごうことない「未来都市」でした。